直接クライアントから受注すれば3倍の報酬を得られる

 

 

翻訳者は基本的に翻訳会社に過剰依存しており、ProzやTranslation Café Gotranslators、Translation Directory、TranslationPub、Traduguideなどからの新案件を未だに待ち続けています。現代の翻訳者はクライアントに直接連絡するための努力をしていません。仮に始めるとしても、どこでどのように始めればいいのかを知らないのです。そのため、翻訳者は高単価の大きなビジネスチャンスを見逃しています。多くの翻訳者はソースクライアントを得る方法を教えてもらったことがないか、または翻訳会社からそれを行うなと忠告されていたりします。他の新興国のインド人でさえもクライアントから直接受注しているのに・・・。翻訳会社ではなく、クライアントの会社と直接取引すれば、同じ仕事でも高い報酬を得ることができます。また、クライアントにとっても安い料金で同じサービスを受けられることから、両者にメリットがあります。翻訳会社の請求額よりも低い料金で、報酬を上げることができます。

 

しかし、最初のうちはクライアントがいないことから、翻訳会社を必要とします。それと同時に、エンドクライアントへのアプローチを模索し続けましょう。効率的な方法でない場合もありますが、必ず続けてください。

 

もちろん、十分な貯蓄があれば、翻訳会社との取引を中断することも可能です。

 

私も当時は翻訳会社に過剰に依存し、次の特急案件はいつかと慌ただしく待っていました。今でもそのようなメールが毎日送られてきますが、その単価はあいかわらず低いどころか、下がり続けているので、無視しています。5年前はまだ妥当な報酬額であることが多かったですが、今ではその50%程度にまで下がっています。翻訳会社がクライアントに提示する価格は2割ほど安くなっているだけですがね。